「上手く話せません」という人の意外な 秘密

こんにちは。
心理カウンセラー かみきはるです。

「上手く話せません」
そう悩んでいる方は意外と多いんです。
特に「自己肯定感が低い」と感じている方。

このような方が
実は自分でも気づいていない
意外な 秘密 があります。

その 秘密 とは……

「自分が得意なことは話せる」

ということです。

どういうことかというと
私たちはそれぞれ得意な
「思考のクセ」
というのを持っています。

特に「自己肯定感が低い」と感じている方が
何かを話す場面になると

「ポジティブなこと」を言わなければ!

と思い込んでしまいます。

「ポジティブ=不得意」

不得意なことをやらなければいけないので
上手く出てこない。
これは当たり前ですね。

逆に「ネガティブ」を語る場面では
スラスラと話すことができます。

「ネガティブ=得意」

得意なことなので
スラスラと自信を持ってできます。

以前、ある講座を開いたときのこと
それぞれの考えを発表する場面を設けていました。

参加者のお一人が
「できません。発表は辞退します」
と言い出しました。

後に理由を聞いてみると
「上手く話せない」
ということでした。

そこで質問をしてみました。

「上手く話せない理由」
「過去にどのような体験があったのか」

などを聞いてみると、躊躇なく
しかも饒舌に話し始めました

意見を発表するときには
「ポジティブなことを言わねばならない」
という思い込みがあったようです。

不得意なことをしなければならないと思ったら
「できない!」となるのは当たり前ですよね。

その方の「思考のクセ」は
「ネガティブなことを考える方が得意」
だったのです。

「上手く話せません」
と言っている人の多くは
自分が持っている思考のクセとは
逆をやろうとすると話せなくなります。

「ポジティブなことが得意な思考」
「ネガティブなことが得意な思考」

「自分が得意なことは話せる」
ということを思い出してみると
サクサクと思考が動き

「上手く話すことができる」

そんな自分が手に入ったら
自分のできることがまた一つ
増えていくかもしれませんね。

自分の「できること」が
広がるかもしれませんね。