こんにちは。
心理カウンセラー 神木春人です。
今日は、「誰かに嫌われている気がして、いつも周りを気にしてしまう」という経験をしている方に、お話をしたいと思います。
誰かに嫌われている気がする…そう思ってしまうときってありますよね。
そのモヤモヤ、どうしたらいいのでしょうか?
それって、思い込み?それとも、本当に嫌われているの?
いつも、誰かに嫌われているような気がして、びくびくしてしまう。
「もしかして、あの人、私のこと嫌いなのかな?」
「あの発言、まずかったかな?」
「どうして、こんなに周りの目が気になるんだろう?」
そんな風に、いつも周りの反応を気にして、心が休まらないあなた。
そのモヤモヤした気持ち、とてもよくわかります。
でも、ちょっと待って。
その「嫌われている」という感覚、本当に事実に基づいているのでしょうか?
それとも、あなたの心が作り出した、思い込みなのでしょうか?
自分の心の「敷地」を明確にしてみましょう
「嫌われているかもしれない」という不安から解放されるためには、まず、自分の心の「敷地」を明確にすることが大切です。
「敷地」とは、あなた自身の感情や考え、価値観といった、あなただけの世界のこと。
他人軸で生きていると、この「敷地」が曖昧になり、他人の感情や評価に振り回されてしまいます。
まずは、自分の「敷地」を意識し、その境界線をはっきりさせることから始めましょう。
「敷地」を意識すると、心が自由になる
なぜ、自分の「敷地」を意識することが大切なのでしょうか?
それは、「敷地」を意識することで、
・他人の感情と自分の感情を切り離すことができる
・自分の価値観に基づいて行動できるようになる
・他人からの評価に一喜一憂しなくなる
からです。
つまり、「敷地」を意識することで、心が自由になり、自分らしく生きることができるようになるのです。
他人の機嫌は、他人の「敷地」の問題
たとえば、職場で同僚が不機嫌そうにしているとします。
「私、何かしたかな?」と不安になるかもしれません。
でも、よく考えてみてください。
同僚が不機嫌なのは、本当にあなたのせいでしょうか?
もしかしたら、家庭で何かあったのかもしれない。
仕事で大きなミスをしたのかもしれない。
体調が悪いのかもしれない。
同僚が不機嫌な理由は、同僚の「敷地」の問題であり、あなたがコントロールできることではありません。
このように、他人の感情や行動は、その人の「敷地」の問題であることを理解することが大切です。
自分の「敷地」と他人の「敷地」をきちんと分けて考えることで、不必要に不安になることが減ります。
自分の「敷地」を守り、心地よい距離感を保ちましょう
「誰かに嫌われている気がする」という不安は、自分の「敷地」が曖昧になっているサインかもしれません。
自分の「敷地」を意識し、他人の感情や評価と適度な距離感を保つことで、心はもっと自由になります。
自分の「敷地」を守り、自分らしく生きるための第一歩を踏み出しましょう。
もし、一人で「敷地」を明確にするのが難しいと感じたら、いつでも私に相談してください。
一緒に、あなたの心の「敷地」を見つめ直し、心地よい距離感を見つけていきましょう。
あなたの心が、もっと軽やかに、もっと自由に羽ばたけるよう、お手伝いさせてください。